「みんなでアジャイル」を読んで...

こんにちは。今回は「みんなでアジャイル」と言う本を読んだ感想等を書きました。
この本はアトラクタさんのプレゼント企画に当たったので頂きました。もう頭が上がりません。

 

 

こういうビジネス本を読むと、自分だったら...とかもしこんな状況だったら...とか、いつも変な方向に考えが飛んでいってしまうので、このブログを書くのは本当に大変でした^^; でもやることで新しい学びが得られた。

今回は本の内容よりも本を読んで疑問に思ったことを掘り下げているため、ここに書いている内容は本とは関係ないことが多いです。そして何よりかなり個人的見解が入ってます。読みながら、ここちがうんじゃないか?と思う方もいるかも知れません。そんな方は今度一緒に語りましょう。そうでない方も一緒に語りましょう。

  

 

読んだ感想

内容は本当にうまくまとめられていて、自分が、会社がどうあるべきかが書かれていました。でも、読み終わって最初に出てきた言葉は「難しい」でした。新しい扉が空いたとき(視野が広まったとき)って次にどうするかがよくわからなくなります。一歩踏み出す方法がわからない。どこから変えていったら良いのか。全力で行って良いのか、それとも慎重に行くべきか。方法は無限にあります。そういう意味で「難しい」と感じました。 「難しい」と気付けるということは逆に言うと、とてもわかりやすくまとめられているからじゃないかなって思います。

 

 

内容のまとめ

この本にかかれていることをざっくりと描いてみました。それが下の絵です。ちょっと見づらいところがあるかも...

 

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「みんなでアジャイル」というタイトルですが、アジャイルについての How to ではなく、アジャイルをする上での心のあり方が書かれていました。

まずアジャイルは目的じゃなくて目的に達するための手段の1つに過ぎない。本来の目的は顧客に価値を届けること。これを達成する手段の1つにアジャイルが存在していて、1つに特化せず、様々な(分野の)人と作り上げていく必要がある。だから「みんなで」アジャイル。また、顧客の価値も変動しやすいため、先がどうなるかは不透明。だから不確実であることを認め、それを踏まえて計画を練る必要がある。

こういったアジャイルを実践するために必要な要素がいっぱい盛り込まれていました。そして、今をより良くするために一歩前に踏み出すためのヒント(WHPI等)が書かれていました。

 

 

疑問

「みんなでアジャイル」を読んで、なるほどと思えることが多かったのですが、様々な疑問が発生しました。その中で最も大きかったのは、アジャイルをやってみたい(している)と思っているのにできていない状況はどんな心理が働いているのかということです。私は全然心理学を専攻しているとかではありませんが、自分だったらきっとこう考えるだろうなというものを列挙してみました。

 

適用ができないのは?

 本にはアジャイルは「手法」としてでも、「マインドセット」としてでもなく、「ムーブメント」として捉えることが重要だと書かれていました。つまり、アジャイルの価値と原則もやり方も自分(達)で考えてそのときに応じて適用させていく必要があるということです。

これは確かにな、と思いました。取り入れたもののすべてが自分(達)にとって良いとは限らない。時代の流れも大きく変動しているし、その時その時で価値が変わってくる。それは顧客も同じ。だから一番現場を知っている私達が考えていく必要がある。それはわかる。わかるんだけども、なぜそのための一歩を踏み出せていないのか。理由は大きく4つあるのではないかと考えました。

  • 楽したい
  • 怖い
  • できない
  • 気づかない
楽したい

省エネですね。何か新しいものを吸収しに自らが動く(やってみる)というのは少なからずエネルギーが必要です。そのエネルギーを絞り出すことがしんどいから嫌だ。今までのやり方が自分たちは一番わかっているから、わざわざそんなわけのわからないものに首を突っ込まなくても大丈夫。といった、守りの姿勢に入っているのではないでしょうか。
確かにエネルギーが必要ですが、こういった人たちは「自らが動く」ということにとんでもないエネルギーが必要だと考えているのではないかと考えられます。得られるものが大きければ大きいほど、実際は思っていたほど大変じゃなかったぞ??ということがほとんどなんですけどね。でもこれは終わったからわかることであって、わからないものに対して少しでも良いと思っていないものはどんどん悪い方向に考えてしまいます。
このように、動くことにとんでもないエネルギーがないとできないと考えて、守りの姿勢に入っていることがあるのではないのでしょうか。

怖い

怖いと言っても、様々な要因があると思います。一番多いのは失敗するかもしれないというものですね。以前に失敗を経験したことのある人は特にそうです。また失敗するんじゃないか、いや、するに違いない!と自分で自分を洗脳してしまっている場合は、抵抗が強いです。

それ以外に考えられるのは、知ることであったり、変化を恐れるようなケースです。
知る怖さは、「現状を知る」と、「知らないことを知る」の2つに分けられます。「現状を知る」ことについて、こちらは適用できるかどうかを知るために今の状況を知る必要があります。でも、自分にとってもしかしたらすごく都合の悪いことが浮き彫りになるかもしれない、どうなんだろう。という未知の自分を知る怖さがあります。もう1つの「知らないことを知る」についてはプライドとかがありますね。自分が言いだしたから自分が一番知識を持っていないといけないんだ、質問されて答えれなかったときはどうしよう..といった様々なものがあります。たまに知らないことを一向に認めず逆ギレをする人もいますね。そこから気づきを得られたら良いのですが...最終的には現状を知るに繋がるのですが、その前の段階の知らないことを知るのが怖いというものです。これが嫌で避けてしまうこともあるのではないでしょうか。
変化を恐れるケースは、未知のものに足を突っ込む怖さだけでなく、プライドも大きいです。これは本にも書いていましたが、アジャイルは関係性をフラットにすることが重要です。しかし、これまでがむしゃらになって地位を築いてきた人はどうでしょう?後から入ってきた人と急に関係性をフラットにと言われたら。今まで頑張ってきたのが全部水の泡になるじゃないか...と考える人も多くいます。そういった人は自分の地位が変化することへの不安が急に高まるんじゃないでしょうか。 

できない

できないというのは、周りの環境が原因だったりします。変化が必要だとわかっている。だけども現実はそんな簡単にできない。これはよくあります。むしろこういう状況だらけではないかと思います。といっても例はあまり出てこないから、今後出てきたらここにメモを増やしていこうと思います。 

気づかない

そもそも変化が必要だと気づいていないケースです。世の中の情勢はもちろんですが、変化するのはもっと小さなところからでもあります。それは一緒に働いてるチームのメンバーが部署異動等で変わったりするし、メンバーが変わらなくてもメンバー自身の考え方が変わってきていたりします。それは自分自身でも当てはまっていて、以前は正しいと思っていたことがある日突然おかしいのでは...?と違和感を感じることもあります。
人が変化するのは1人1人がお互い相互作用し合っていることが最大の理由です。繋がる範囲が広ければ広いほど相互作用が強くなって変化が激しくなるのは当然。自分で気がついて、それに向き合ったら変化まで一直線ですが、それに対して気づかないふりをしたり、後回しにした人はいつまでも変わりません。また、1度適用できたからと言って、その方法が一生完璧ではありません。しかし、完璧に囚われてしまうと、自分や周りの変化に気づくことができず、更に変化が必要であるということに気づくことができません。

 

 

というように、様々な原因が絡み合ってできない状況に陥っているんじゃないでしょうか。行動を起こせた人も、おそらく多くの不安や壁と闘ったと思います。じゃあ、これをどう打破するのか?

 

楽したい・怖い

「楽したい」と「怖い」については、どちらも保守的な考えです。この状態の原因は、適用した後に来るメリットよりも、そこに至るまでのデメリットのほうが大きいと思っているからではないでしょうか。そのデメリットを避けるために「前の現場ではうまく行っていたから今回も。」「上司に言われたから」というような言葉に任せてしまう。
これを解決するためには、デメリット>メリットではなく、デメリット<メリットにする必要があります。方法としては、デメリットを小さくするのと、メリットを大きくする方法。しかし、デメリットを小さくするためにアプローチをしても、また別のデメリットが浮かんできていたちごっこに...という可能性は大いに有り得るので、一番手っ取り早いのはメリットを大きくすることです。でも先が見えない状態でメリットを大きくするのはとても至難の業です。そういう時こそこの本に書いていたように、顧客を優先することではないかと思います。顧客を真っ先に考えると、それが本当に必要なのかがわかってきて、気づいたら一歩踏み出していた!なんてことになるんじゃないかと思います。つまり、考える対象を自分→届ける相手にシフトするとうまくいくのではないでしょうか。

できない

「できない」については、仕方ないと割り切るか、第3のアプローチを試してみるぐらいですかね。本にも書かれていたけど、今ある現場を受け入れた上でどうするか考える。これが一番手っ取り早い。でも、どうするか考える時点でも障壁があるんじゃないでしょうか。何も出てこないこともあるし、案を出しても別の障害によって潰されてしまったりする。こういう状態の方が多いです。こういうときはどうしましょう?私個人の考えですけど、私だったら「わからんけどとにかくあがいてみる」でしょうね。そこであがかないでどうする!という人もいるかも知れません。でも、あがくことだけが正解とは限らないと思います。今は無理だから、今後状況が変わったらもう一度チャレンジしてみようとか、しばらく寝かせてもう一度考えてみるとか色々あると思います。正解なんてないという言葉がありますが、私は正解は星の数だけ(無数に)あると思ってます。そしてそれぞれの道には絶対に他とは違った学びが得られると思います。だから自分の信じた道を行くことが大切なんですね。それが簡単にできたら苦労はしないんですが。難しいです。

気づかない

「気づかない」についても難しいです。気づくことができたら早いのに...もどかしいです。自分で気づかない場合は、もうどうしようもありません。多分外からの刺激が手っ取り早いでしょうね。それは人でもいいし、本でもいいし、何気ないいつものルーチンの中でも。なんでも良いけど、そこからふと思ったことがあったらそれは気づきじゃないでしょうか?その気付きを受け流さずに受容することができたら、それはもう一歩踏み出している状態です。

 

 

まとめ

今回は本の感想というよりは、本に書いている内容を実践するのにどんな考えが巡っているのか、について書き出しました。かなり脱線してしまいました^^; でもこういったことを考えることは重要じゃないかなと最近は思います。その人(あるいは自分が)何を考えているか冷静に見ることができるし、何よりその人が考えていることを受け入れやすくなるんじゃないかなって。

 

本を読んだだけなのにこれからももっと意識して見ていこうと考えられるものが見つかったのは本当に良かったと思います。この本に感謝です。そしてアトラクタさんには土下座です。

 

  

 

 

Agile PBL 祭りに行ってきました!

  2月に六本木で行われた、「Agile PBL祭り2020」に行ってきました!

これは簡単に言うと、アジャイルでいっぱい盛り上がろう!というイベント。学生が大学等でアジャイルを体験して、その成果を発表するものです。

 

私はこれまでアジャイル関係で学生と関わる機会がほとんどありませんでした。今年の4月から入社だけど、入社するまでになんとかしていっぱい学生と交流したい!と思っていた私にとって、このイベントはまさに最高の場だったわけです。ということで、迷わず参加申し込みしました。

ちなみに私も発表しようかなと思ったけど、交流の方をメインとしたかったので、今回は発表断念しました。 こればかりはしゃーない。

 

 

目標

今回の目標は「学生の友達100人作る」です。

アジャイル関係について話せる学生がとても少ないので、全員と一度はお話して帰る!ということに重点を置こうと決めました。しかし参加する学生は38人という100人には程遠い数。大丈夫なのか私。

 

感想 

ちなみに今回は言葉にできない何かをたくさん得られた気がします。伝わらない部分も多いと思いますが、これを見て何か感じ取ってもらえたらと思います。

 

感想は一言でいうと、「刺激」ですかね。これまでこういった場所で学生と関わる機会がほとんどなかったので、この機会は本当に仲間を見つけた!という感じがしてすごく良かったです。

細かく言っていくと、まずデモや発表を聞いている際になんと言ったら良いのか。ふつふつと湧き上がるこの熱い何か。人からレクチャーを受けただけではなくて、誰かが必死になっていたり、喋っているのを見て自分もうかうかしてられないなと思ったときに感じる、カウンター?を食らったときに感じるこの熱い思い。それが終始感じられました。昔はこれを「嫉妬」とごっちゃになっていたので負のイメージと思って毛嫌いしていたけど、最近はこの感情を感じる機会がなかったなって。これを感じることができたのは本当に良かった。

他にも共感できたことはすごく刺激でした。私がこのコミュニティに携わりだしてつくづく感じるのが、答えがないものが多いということ。義務教育では答えが必ずあることを教えられてきた。でも、現実社会はどう?考え方は千差万別で、正解なんてないことしかない。どれが正解なんて少し経ってから分かるかもしれないし、何十年後、もしくは一生経ってもわからないかもしれない。今となっては恥ずかしいけど、その当たり前のことが本当にわからなかったし、当時の私は答えを求めるだけのマシンのようになってたんです。最初このことに気づいたときはショックでした。突然大地に放り出された気持ちです。でも、その気持ちを話すと「わかる!」と返してくれたのはすっごい嬉しかったです。私だけじゃないんだって思えたし、なんとも言えない嬉しさでいっぱいでした。それと同時に、私とは違った考え方を聞くのも本当に刺激的でした。自分と違うんだなと思ったし、そういう考え方もできるのかと視野が広まっていく感覚。本当に良い。良かった。

 

 

  課題

今回一番もったいないことをしたと思ったのは、学生同士の交流を促進できなかったこと。

私は今回学生の知り合いなんて誰もいない状態から始まったので、なんとしてでも対等に話せる機会がほしかったのです。なので、わざわざマイクを借りて「学生同士交流したいので集合!」と言ったおかげでみんな集まってくれたのは良かったものの、会話が私と他みんなという「1対多」という状態が出来上がってしまいました。これは本当に良くなかった。交流をすることを促すのなら、交流ができる「場」を設ける必要があったなと。その道のプロは会場内にいっぱいいたので、何も考えずに行動するのではなく、もっと事前に考えてきたら良かったと心底反省しました。後からアイディアがいっぱい浮かんできたので、次は実践できるようにしよう。 

 

 

最後に...

今回もたくさんの学びがありました。今後もっと一生懸命にやっていこうと思えたし、本当に良い場でした。他にも学びはあったけど、言葉で表せないものが多すぎたのでまたの機会に。

今回の目標は全然達成できていないけど、今回あまり話せていなかった人とは次にもっとお話したいな。なのでどんどん話しかけに来てください。

 ということで、今回も皆さん本当にありがとうございました!

 

ベトナムに行ってきました! (ハノイ編)

12月にベトナムで行われた、アジャイルのカンファレンスに行ってきました!

 きっかけは、株式会社アトラクタさんのスカラシップに応募したことです。

 

このカンファレンスはサイゴン(ホーチミン)とハノイの2箇所行ったのですが、ここではハノイでの出来事を書こうと思います。ハノイは 12/8~9 の2日間です。

 

サイゴン編はこちら!

suiminjikanha7h.hatenablog.com

  

サイゴンハノイ

8日の朝に飛行機に乗ってハノイへ。サイゴンを名残惜しく感じながらの出発。ちなみに疲れはピークにすでに達してます笑。

ホテル出発時間は am6:30。前日は現地時間 am2:00 に寝たので、身体にムチを打って出発準備です。そして8:00発の飛行機に乗って2時間ほどで到着。機内はとても空いていて、座席を後ろに倒せたこともあってか思いっきり寝ました。

ハノイに到着したら、車に乗って会場であるベトナム国家大学ハノイ校へ。

 

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Agile Vietnam Conference

このカンファレンスは、朝早くから開始だったのですが、我々が到着したのはすでに午後でした。お昼はビュッフェ形式で、とにかく鶏がすごく美味しかった。

午後からのセッションは、疲れが溜まっていたのもあり、ほとんど参加できなかったのですが、美穂さんのセッションだけはなんとか聞くぞ!と思って聞きました。参加者は大学で開催されたということもあって、学生などの年齢層の若い人たちが多かったです。内なるエネルギーを秘めているような感じです。

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Introduction to TDDyyχ

サイゴンでは聞くことができなかった永瀬美穂さんのセッションです。これはTDDのワイワイ会を y(ワイ) y(ワイ) χ(カイ)としたものです。

セッションを見に来た人はプログラマがとても多くて手が上がってました。そして、講義についてですが、美穂さんの話はとても相手にすっと入りやすい声で、さすが登壇するだけあるなと思いました。Japanese English なので聞き取りやすく(だから全部理解できたわけではないですが)、なんか、すごいなって純粋に思いました。そして、頑張ろうと思えました。

 

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 Fun!Done!Learn!

TDDと同じ時間帯に行われていたセッションです。サイゴンの方では参加したのですが、こちらでは参加できませんでした。後から聞いたのですが、結構盛り上がっていたみたいです。ほんと、皆さんお疲れ様でした!

 

 

こんな感じでちょっとしか参加できなかったのですが、ここで知り合えた子とは、今でも仲良くSNSで交流してます(^^)

 

観光・料理

カンファレンスにはあまり参加できませんでしたが、その分観光はいっぱいしました!いっぱい行き過ぎて全部書けているかわからないけど、良いお店ばっかりなので紹介していきます。

 

ドンスアン市場 (Đồng Xuân)

ベンタイン市場の数倍もの規模がある市場です。何も買わなかったけど、活気がすごかったです。すごく買ってほしいから安く負けてくれたりします(^^) 元値が分かるとお得感が増すかもしれません。

 

 

バインミー (Bánh Mì 25)

バンミー、バインミー、どっちか微妙ですが、とにかく美味しい。サックサクのフランスパンに肉やパクチー等を入れて食べます。一緒にアボカドジュースを頼んだのですが、お腹いっぱいになりました。

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カフェ フォー コー (Cafe Pho Co)

ここのお店のエッグコーヒーはとても甘くて美味しい。上のエッグ部分?はカスタードみたいな甘さです。でも、コーヒーは下に溜まっていて、一緒に飲んだらとてもいいハーモニーを奏でます。特にこのお店は見晴らしがよくて最高。

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Pasteur Street Brewing Co. - Hoan Kiem Taproom & Restaurant

バーですかね。ビールが豊富でめちゃめちゃ美味しい。値段は高めですが、少し飲む程度なら全然OK。ここは雰囲気がとても良かったです。

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Cerender Ceramic Shop & Minh Giang Boutique

かわいい雑貨や服がいっぱいおいてます。値段も手頃で文句無しです!この2つのお店だけでなく、ここの近くの通り沿いはとても良いお店がいっぱい!めちゃめちゃかわいいストラップ等が売っていました。

 

Bun Cha Dac Kim

地元の食堂。基本ベトナム語しか書いていないのですが、日本人だけでも写真でなんとか頼めます。メニューにはスープが書いてあって、頼んだらフォーの麺だけと薬草がどんと出てきます。そこに頼んだスープをつけて食べる、つけ麺形式です。おそらく麺と薬草はおかわり自由なんでしょうが、お腹いっぱいだったので頼みませんでした。

 

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Cháo Gà Bà Mỹ

すっごくお粥が美味しいお店。でもベトナム語が喋れないと注文の難易度が跳ね上がります。とにかく優しくて美味しいからベトナム人のお友達がいたら是非。

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文廟 (Văn Miếu- Quốc Tử Giám)

 ベトナム最古の大学が置かれていた場所みたいです。自然豊かで落ち着く場所です。日本語のガイドもあるので観光おすすめスポットです。

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現地で知ったベトナムのお話

Grab

タクシーは場所によってはめちゃめちゃぼったくられます。でも、このアプリを使うとすぐにタクシーを呼べて、しかもぼったくられないという。便利すぎる。

ハノイは寒い

サイゴンは南部なので年中暑いですが、ハノイは北部なのでなんと四季が存在します。私の行った12月上旬は冬になりたてだったので、最高気温は20℃前後、最低気温は10℃ぐらいと比較的過ごしやすい気候でした。

バス

バスは道端にいる人から切符を買って乗るみたいです。人がいっぱいになったら発車するので、時間は関係なく、ほぼ運ゲーみたいです。日本としては考えられないですが、そういうものですかね。

Vim

Vim という会社?が出している洗剤みたいです。普段 Vim を使う私にとってはテンション上がる要素です。

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最後に

ハノイ疲労もあってか、あまり交流することができませんでした。でも、行って学びがあったし、もう一度行きたいなって再度認識できました。やっぱり色んな国や文化の人と会うのは刺激があって新鮮。次来たときはもっと色んな人と交流しよう。

そして、サイゴンも含めてできたら英語版ブログを書きたいな。

 

最後に、ハノイで一緒に行動してくれたやっとむさん、いんだれさん、Vasseurさん。観光や帰りも一緒に行動してくれた永瀬さん、よたさん、開田さん。バーで色々お話を聞かせてくれた藤村さん。美味しい料理を教えてくれたハノケン(Hoang)さん、Adaさん。一瞬だけだったけど仲良くなれたTuanさん。そしてたくさんの人たち。本当にありがとうございました!Cảm ơn!

 

 

ベトナムに行ってきました! (サイゴン編)

12月にベトナムで行われた、アジャイルのカンファレンスに行ってきました!

 

 

 

 きっかけ

きっかけは、株式会社アトラクタさんのスカラシップに応募したことです。

 

www.attractor.co.jp

 

私は LED-Camp という、組み込み初心者を対象とした合宿形式の勉強会の実行委員をしていて、ここでアジャイルの手法の1つであるスクラムを教えています。

ここでふりかえりの大切さを教えていたのですが...LED-Campが終わってもふりかえりが重要ではないと考えている人がいました。落ち込みもすごく大きかったです。

でも、その際海外のあるアジャイルチームについて耳にはさみました。アメリカでふりかえりをあまり重視していないとか。勉強不足を痛感したと同時に海外のアジャイルについて知ってみたいと思っていました。

そんな時、なんと株式会社アトラクタさんが学生をベトナムのカンファレンスに連れていくというサイトを発見。こんなの願ったりかなったりじゃないか!ということで早速応募しました。

 

ここではサイゴン(ホーチミン)のみを書きます。ハノイも行ったのですが、長くなってしまうんで ^^;

ハノイ編はこちら!

suiminjikanha7h.hatenablog.com

 

企業見学

LIFULL Tech Vietnam にお邪魔して、スプリントプランニングの様子、および CIO の倉林さんのお話を聞きました。これはとにかく学びしかなかったです。

まずスプリントプランニングの様子から。まず学生で実際のアジャイルをほぼ経験していない私にとって、現場というのは新鮮でした。そして何より、コミュニケーションはいかに大事かを実感。口ではコミュニケーション大事っていくらでも言えるけど、異文化の人との仕事現場を見たこともあって、これほど大事なのかと身にしみたことはなかったかもしれません。

そして倉林さんのお話。とてもためになることしかなかったです。これは話を深堀りすると多分企業秘密とかに触れそうなんで、これは良いなと思ったことを1つだけ。チームビルディングとして、みんなに1p30秒 × 10枚のスライドを作ってきてもらって発表するというもの。発表者はみんな工夫を凝らし、仲良くなったみたいです。これはすごく良いなと思いました。ある程度の縛りがあるからこそアイディアが生まれやすい状況を作り出す。ただの発表とは違って個性をより詳しく知れて、相手がどんな人がわかる。これは真似しようと思いました。

 

lifull-tech.vn

Agile Vietnam Conference in Ho Chi Minh

 今回のメインです。受付が am8:00~8:30 で、学生にとっては叩き起こすしかないという早さだったけども、なんとか受付完了。

ちなみに、私の英語力は半端なく低いです。下にも書いているけども、英語は難しい!3割程度理解できたかな〜という感じです。なので、印象に残ったものを書いていきます。楽しかったんだという雰囲気を感じ取ってもらえたら嬉しい。

 

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Why psychological safety is critical to high-performing organizations and how to create it

これは心理的安全性についてです。自分はどこまでが許せて、どこからが許せないかというものをみんなで体験するもの。自分は許せても、許せない人もいるんだ!と実感してもうものです。

片面が緑、もう片方が赤の紙を1人1枚ずつ配られて、良いと思ったら緑、ダメだったら赤を見える様にして上げるもの。最初は赤ちゃんが笑っている写真でみんな緑。事故現場の写真でみんな赤。とわかりやすいものから始まって、最後は意見が別れるものにシフト。わかりやすいセッションでした。

 

Designing your own Agile Coaching Journey

コーチングとは何か。ということをワーク形式で考えるセッションです。チームがより良くなるためには教育か、技術か、ファシリテーションか...色々な視点で考えるものでした。これは色んな英語が混じっていたからついていくのが厳しかったけど、ここで出会った現地のヰ(y) って子に助けてもらいました。とても丁寧に教えてもらってもう感謝です。

 

Fun! Done! Learn! - A Positive Retrospective born in Japan, does this work in your culture?

これは日本で普及しつつあるふりかえりの手法について、3人によるワーク形式のセッションです。資料にところどころ日本語が混じっていたし、私自身知っている内容だったので、ワーク自体は苦労せずできました。しかも日本英語だから聞きやすい!

でも、最後共有になったときはとても苦労しました。相手に自分が思っていることをうまく聞き出すということがとても難しくて。英語勉強しようと心底思いました。

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こんな感じで、英語に苦労してたけども色んな国の人と携われたし、全力で楽しむことができました。もっと交流したい!とこの後行動を起こしますが、それは後ほど (´∀`;)

 

 

観光・料理

今回は美穂さんに色んなところに連れて行ってもらいました。なんで全部が全部お店の名前は覚えていません!でも、覚えている箇所だけ紹介したいと思います。

 

Maison Marou Saigon

Maison Marou Saigon というチョコレート専門店があります。ここは日本のおしゃれカフェと雰囲気が似ていて、値段は高めです。

そこで私は Signiture Marou という、チョコレートドリンクのホットを頼みました。チョコレートドリンクというと、甘ったるいイメージが強いんですけども...飲める。ほろ苦さが最初に来て、後から来るほんのりとした甘さ。日本みたいに砂糖でごまかしていないのがすっごく美味しいです。これは飲むべき。

他の人のを1口だけもらって美味しいってなったのは、Chili Sinnamon。チリとシナモンが入ったチョコレートドリンクで、少しピリ辛ですが、チョコレートの甘さをうまく引き出してくれます。甘いものに少し塩入れたら美味しい的なやつです。良いひとときだった。

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ベンタイン市場

一瞬だけベンタイン市場という大きな市場に行きました。今回は何も買わなかったんですが、すごい活気があるところで、一度行ってみるべしです。

日本語で声をかけられたり、目の前に美味しそうな匂いのするものを見せられたり。晩御飯直前だったから我慢したけど、普通の観光だったら間違いなく買ってしまうほどに押し負けそうで勢いが強かった。

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交流

交流で行ったお店はいっぱいです。お店の名前は覚えていないけど、日本に帰ってから検索して絶対コレだ!と勝手に推測してます。なので正答率60%ぐらいですΣ(´∀`;)

でも、美味しかったし、楽しかったので紹介です。

 

  • 現地のスポンサーの子と交流 (Ngoc Chau Garden)

現地の人と交流した初めてのディナー。ここで現地でよく食べられる料理を食べることができました。ここで飲んだジュース(緑色のフルーツの...思い出せない) がめちゃめちゃ美味しくて、いっぱい飲みました。食べ物もぴりっとしているけど美味しい。ごはんが美味しい。美味しいしか言ってないけど、是非言ってほしいです。日本語メニューも対応していて頼みやすい。

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  • カンファレンスのスタッフと交流 (MỘC Riêu & Nướng)

ここではビールを一生飲んでました。とにかく色んな人と交流できたのはとても良かった。ここで英語力のなさを実感したけども、全力で聞いて全力で答えていたらそれに相手も頑張って答えてくれるというのはとても嬉しかった。ここの料理も飲んでたからあまり覚えていないけど、美味しかったという記憶だけありますので是非。

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  • カンファレンス終了後に行ったお店 (Dzô Dzô)

「色んな人と交流したい!」とつてを頼んでスタッフに連れて行ってもらったお店。とにかく日本人が倉林さんだけという状態でしたお疲れだった倉林さんをいっぱい振り回してしまった。ここで食べたカエルがすごく美味しかった。食べたというよりも交流の方が強かったので、味はそれぐらいしか覚えていないけど、本当に良かった。皆さんありがとうございました。

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 現地で知ったベトナム事情

サイゴンの気候

ベトナムは南部と北部で気候が全く異なります。サイゴンは南部です(ハノイは北部)。乾季と雨季の2つしか存在せず、年中半袖で過ごせます。

私が行った12月は雨季で、平均気温が30℃程度らしいのですが...なんと最低気温20℃をマークしたみたい。それで大寒波と騒がれてました。最高気温10℃ぐらいの土地から来た私にとってはめちゃめちゃありがたい。

 

ベトナムスポーツ事情

ベトナムはサッカーが大人気です。サッカーの試合があると、巨大なモニタに大量の人だかりが。多分1キロぐらい連なってたんじゃないかな。盛り上がり方はハロウィンの渋谷並み。ちなみに圧倒されていると迷子になります笑。

そして試合が終わると勝っても負けても大盛り上がり。そして国旗を持ってバイクで集団暴走を始めるらしい。元気だ。

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換金について

換金はクレジットで行う方が良いです。場所は現地の空港よりも、ATM の方が良いです。現金だと不安だし、空港だと手数料が発生するから、ATMで引き落とすことをおすすめします。

ただ、クレジットにも注意があって、引き出し可能なものと不可能なものがあります。2枚持っていったのですが、1枚はまさかの引き出し時にエラーが発生しました。このとき普通に使えたエポスカードは最強だと実感しました。クレジットは何かあったときのために2枚ぐらい持っていくのが良いですね。

 

現地の言葉

ベトナム語は南部、中部、北部で発音が全然違います。南部は「ニャムニャム」してて、北部は「シェシェシェシェ」してます。ちなみに中部は外国語だなんて言われることが多々あるみたい。南部と北部の人で同じベトナム語話しているのにお互い全く通用しないことなんて普通みたいです。ベトナム語勉強しようと思っていた私には難易度が高すぎです。

そして、英語は Japanese English があるように、 Vietnamese English があります。日本人が聞くにはとてもむずかしいです。でも彼らは優しいから分かるまで丁寧に説明してくれます。ほんっとに優しい。感謝です。

 

 学び

 最初に書いた LED-Camp のふりかえりの重要性も考え方が1通りではないからなって、前向きに考えられるようになりました。思い返せば、重要さがすごいわかったって言ってくれていた人もいたし、私の進め方は間違いではなかったんだなって。これはベトナムに行って色んな人と話す機会があったからこそ出てきた答えなので、無駄にしないようにしようと思いました。来年のためにもっといっぱい考えて、みんな学びを持って帰ってもらえるように頑張ろう。

後は余談だけど、カメラ性能ほしいなって思いました。なので、日本に帰って早速スマホ最新版を買いました!高かった笑。

 

まとめ

 とにかく楽しかった。全部楽しすぎて、1番を1つ選べと言われても未だに答えが出ません。今回はサイゴンのみの話になってしまったけど、現地の人のアジャイルをしれたと同時に、色んな文化の人と交流できたのはとても良かったです。

 

 

最後に 、ベトナム全計画を立ててくださった永瀬さん。迷子のときにいっぱい迷惑かけたいんだれさん、倉林さん、Vasseurさん。セッションで助けてくださったやっとむさん、ヰ(y)。ベトナムで一緒に行動したよたさん、開田さん。いっぱい助けてくれた Rubenさん、Oanhさん、他いっぱいの人たち。本当にありがとうございました。