ベトナムに行ってきました! (サイゴン編)

12月にベトナムで行われた、アジャイルのカンファレンスに行ってきました!

 

 

 

 きっかけ

きっかけは、株式会社アトラクタさんのスカラシップに応募したことです。

 

www.attractor.co.jp

 

私は LED-Camp という、組み込み初心者を対象とした合宿形式の勉強会の実行委員をしていて、ここでアジャイルの手法の1つであるスクラムを教えています。

ここでふりかえりの大切さを教えていたのですが...LED-Campが終わってもふりかえりが重要ではないと考えている人がいました。落ち込みもすごく大きかったです。

でも、その際海外のあるアジャイルチームについて耳にはさみました。アメリカでふりかえりをあまり重視していないとか。勉強不足を痛感したと同時に海外のアジャイルについて知ってみたいと思っていました。

そんな時、なんと株式会社アトラクタさんが学生をベトナムのカンファレンスに連れていくというサイトを発見。こんなの願ったりかなったりじゃないか!ということで早速応募しました。

 

ここではサイゴン(ホーチミン)のみを書きます。ハノイも行ったのですが、長くなってしまうんで ^^;

ハノイ編はこちら!

suiminjikanha7h.hatenablog.com

 

企業見学

LIFULL Tech Vietnam にお邪魔して、スプリントプランニングの様子、および CIO の倉林さんのお話を聞きました。これはとにかく学びしかなかったです。

まずスプリントプランニングの様子から。まず学生で実際のアジャイルをほぼ経験していない私にとって、現場というのは新鮮でした。そして何より、コミュニケーションはいかに大事かを実感。口ではコミュニケーション大事っていくらでも言えるけど、異文化の人との仕事現場を見たこともあって、これほど大事なのかと身にしみたことはなかったかもしれません。

そして倉林さんのお話。とてもためになることしかなかったです。これは話を深堀りすると多分企業秘密とかに触れそうなんで、これは良いなと思ったことを1つだけ。チームビルディングとして、みんなに1p30秒 × 10枚のスライドを作ってきてもらって発表するというもの。発表者はみんな工夫を凝らし、仲良くなったみたいです。これはすごく良いなと思いました。ある程度の縛りがあるからこそアイディアが生まれやすい状況を作り出す。ただの発表とは違って個性をより詳しく知れて、相手がどんな人がわかる。これは真似しようと思いました。

 

lifull-tech.vn

Agile Vietnam Conference in Ho Chi Minh

 今回のメインです。受付が am8:00~8:30 で、学生にとっては叩き起こすしかないという早さだったけども、なんとか受付完了。

ちなみに、私の英語力は半端なく低いです。下にも書いているけども、英語は難しい!3割程度理解できたかな〜という感じです。なので、印象に残ったものを書いていきます。楽しかったんだという雰囲気を感じ取ってもらえたら嬉しい。

 

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Why psychological safety is critical to high-performing organizations and how to create it

これは心理的安全性についてです。自分はどこまでが許せて、どこからが許せないかというものをみんなで体験するもの。自分は許せても、許せない人もいるんだ!と実感してもうものです。

片面が緑、もう片方が赤の紙を1人1枚ずつ配られて、良いと思ったら緑、ダメだったら赤を見える様にして上げるもの。最初は赤ちゃんが笑っている写真でみんな緑。事故現場の写真でみんな赤。とわかりやすいものから始まって、最後は意見が別れるものにシフト。わかりやすいセッションでした。

 

Designing your own Agile Coaching Journey

コーチングとは何か。ということをワーク形式で考えるセッションです。チームがより良くなるためには教育か、技術か、ファシリテーションか...色々な視点で考えるものでした。これは色んな英語が混じっていたからついていくのが厳しかったけど、ここで出会った現地のヰ(y) って子に助けてもらいました。とても丁寧に教えてもらってもう感謝です。

 

Fun! Done! Learn! - A Positive Retrospective born in Japan, does this work in your culture?

これは日本で普及しつつあるふりかえりの手法について、3人によるワーク形式のセッションです。資料にところどころ日本語が混じっていたし、私自身知っている内容だったので、ワーク自体は苦労せずできました。しかも日本英語だから聞きやすい!

でも、最後共有になったときはとても苦労しました。相手に自分が思っていることをうまく聞き出すということがとても難しくて。英語勉強しようと心底思いました。

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こんな感じで、英語に苦労してたけども色んな国の人と携われたし、全力で楽しむことができました。もっと交流したい!とこの後行動を起こしますが、それは後ほど (´∀`;)

 

 

観光・料理

今回は美穂さんに色んなところに連れて行ってもらいました。なんで全部が全部お店の名前は覚えていません!でも、覚えている箇所だけ紹介したいと思います。

 

Maison Marou Saigon

Maison Marou Saigon というチョコレート専門店があります。ここは日本のおしゃれカフェと雰囲気が似ていて、値段は高めです。

そこで私は Signiture Marou という、チョコレートドリンクのホットを頼みました。チョコレートドリンクというと、甘ったるいイメージが強いんですけども...飲める。ほろ苦さが最初に来て、後から来るほんのりとした甘さ。日本みたいに砂糖でごまかしていないのがすっごく美味しいです。これは飲むべき。

他の人のを1口だけもらって美味しいってなったのは、Chili Sinnamon。チリとシナモンが入ったチョコレートドリンクで、少しピリ辛ですが、チョコレートの甘さをうまく引き出してくれます。甘いものに少し塩入れたら美味しい的なやつです。良いひとときだった。

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ベンタイン市場

一瞬だけベンタイン市場という大きな市場に行きました。今回は何も買わなかったんですが、すごい活気があるところで、一度行ってみるべしです。

日本語で声をかけられたり、目の前に美味しそうな匂いのするものを見せられたり。晩御飯直前だったから我慢したけど、普通の観光だったら間違いなく買ってしまうほどに押し負けそうで勢いが強かった。

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交流

交流で行ったお店はいっぱいです。お店の名前は覚えていないけど、日本に帰ってから検索して絶対コレだ!と勝手に推測してます。なので正答率60%ぐらいですΣ(´∀`;)

でも、美味しかったし、楽しかったので紹介です。

 

  • 現地のスポンサーの子と交流 (Ngoc Chau Garden)

現地の人と交流した初めてのディナー。ここで現地でよく食べられる料理を食べることができました。ここで飲んだジュース(緑色のフルーツの...思い出せない) がめちゃめちゃ美味しくて、いっぱい飲みました。食べ物もぴりっとしているけど美味しい。ごはんが美味しい。美味しいしか言ってないけど、是非言ってほしいです。日本語メニューも対応していて頼みやすい。

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  • カンファレンスのスタッフと交流 (MỘC Riêu & Nướng)

ここではビールを一生飲んでました。とにかく色んな人と交流できたのはとても良かった。ここで英語力のなさを実感したけども、全力で聞いて全力で答えていたらそれに相手も頑張って答えてくれるというのはとても嬉しかった。ここの料理も飲んでたからあまり覚えていないけど、美味しかったという記憶だけありますので是非。

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  • カンファレンス終了後に行ったお店 (Dzô Dzô)

「色んな人と交流したい!」とつてを頼んでスタッフに連れて行ってもらったお店。とにかく日本人が倉林さんだけという状態でしたお疲れだった倉林さんをいっぱい振り回してしまった。ここで食べたカエルがすごく美味しかった。食べたというよりも交流の方が強かったので、味はそれぐらいしか覚えていないけど、本当に良かった。皆さんありがとうございました。

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 現地で知ったベトナム事情

サイゴンの気候

ベトナムは南部と北部で気候が全く異なります。サイゴンは南部です(ハノイは北部)。乾季と雨季の2つしか存在せず、年中半袖で過ごせます。

私が行った12月は雨季で、平均気温が30℃程度らしいのですが...なんと最低気温20℃をマークしたみたい。それで大寒波と騒がれてました。最高気温10℃ぐらいの土地から来た私にとってはめちゃめちゃありがたい。

 

ベトナムスポーツ事情

ベトナムはサッカーが大人気です。サッカーの試合があると、巨大なモニタに大量の人だかりが。多分1キロぐらい連なってたんじゃないかな。盛り上がり方はハロウィンの渋谷並み。ちなみに圧倒されていると迷子になります笑。

そして試合が終わると勝っても負けても大盛り上がり。そして国旗を持ってバイクで集団暴走を始めるらしい。元気だ。

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換金について

換金はクレジットで行う方が良いです。場所は現地の空港よりも、ATM の方が良いです。現金だと不安だし、空港だと手数料が発生するから、ATMで引き落とすことをおすすめします。

ただ、クレジットにも注意があって、引き出し可能なものと不可能なものがあります。2枚持っていったのですが、1枚はまさかの引き出し時にエラーが発生しました。このとき普通に使えたエポスカードは最強だと実感しました。クレジットは何かあったときのために2枚ぐらい持っていくのが良いですね。

 

現地の言葉

ベトナム語は南部、中部、北部で発音が全然違います。南部は「ニャムニャム」してて、北部は「シェシェシェシェ」してます。ちなみに中部は外国語だなんて言われることが多々あるみたい。南部と北部の人で同じベトナム語話しているのにお互い全く通用しないことなんて普通みたいです。ベトナム語勉強しようと思っていた私には難易度が高すぎです。

そして、英語は Japanese English があるように、 Vietnamese English があります。日本人が聞くにはとてもむずかしいです。でも彼らは優しいから分かるまで丁寧に説明してくれます。ほんっとに優しい。感謝です。

 

 学び

 最初に書いた LED-Camp のふりかえりの重要性も考え方が1通りではないからなって、前向きに考えられるようになりました。思い返せば、重要さがすごいわかったって言ってくれていた人もいたし、私の進め方は間違いではなかったんだなって。これはベトナムに行って色んな人と話す機会があったからこそ出てきた答えなので、無駄にしないようにしようと思いました。来年のためにもっといっぱい考えて、みんな学びを持って帰ってもらえるように頑張ろう。

後は余談だけど、カメラ性能ほしいなって思いました。なので、日本に帰って早速スマホ最新版を買いました!高かった笑。

 

まとめ

 とにかく楽しかった。全部楽しすぎて、1番を1つ選べと言われても未だに答えが出ません。今回はサイゴンのみの話になってしまったけど、現地の人のアジャイルをしれたと同時に、色んな文化の人と交流できたのはとても良かったです。

 

 

最後に 、ベトナム全計画を立ててくださった永瀬さん。迷子のときにいっぱい迷惑かけたいんだれさん、倉林さん、Vasseurさん。セッションで助けてくださったやっとむさん、ヰ(y)。ベトナムで一緒に行動したよたさん、開田さん。いっぱい助けてくれた Rubenさん、Oanhさん、他いっぱいの人たち。本当にありがとうございました。